何年も前から自分で包丁を研いでいます。始めたばかりのころは、小さな車輪の間で前後にコロコロ動かして刃先を研ぐタイプを使っていたんだけど、切れ味が重いなぁと感じていたころに、有元葉子さんの本『「使い切る」。レシピ』を読んだのがきっかけで、やはり砥石で研ごうと思って始めました。(こちらに私と同じように思われた方がいました。)
包丁研ぎは、最初の1、2、3回でまずやる気がなくなりました。笑。なぜなら、最初は刃先が厚いし、研ぎ方がわからないし、時間かかるし、結果、研げたのかどうかわからなくて。
それでも続けてみたのがよかった。
靴のソールの減り方が毎回同じように、自分の体の動きって割と同じなんだなと。包丁を研ぐときの腕や手首や指先の動きって自分のパターンがあるんですよね。割にワンパターン。
だから包丁研ぎも、続けていたら、模範通りの動きでなくても自分のワンパターンに削れてくれて、研ぐのが断然楽になってきました。私なんか、3本研ぐのに、今15分かからない。
包丁が切れる=調理が楽しい。刃先が食材にスッと入ってく時の手や腕や肩の感覚が快感だし、野菜や刺身のツヤツヤの切り口は美肌を思わせ、脳が喜んでるのがわかります笑。何フェチなんだわたし?
「使いきる。」レシピ 有元葉子の”しまつ”な台所術 (講談社のお料理BOOK)
有元葉子のおしゃれな生活の根っこある“しまつ”の哲学。
こちら↓は、有元葉子さんの公式ライフスタイルマガジン。
インスタの「ちゃんと食べてる?」