— 夫が書いています —
背景
先日の高校の三者面談で、国公立が第一志望でも私学は受けておいたほうがよい、というアドバイスをいただいたので、関西の私立美大・芸大入試について調べてみました。
選抜方法の概要
選抜方法の概要については、こちらがよくまとまっています。
美大・芸大に限らず、今の大学入試は親世代の頃から様変わりしていて、概要を理解するのも大変なので、少し補足します。
総合型選抜
総合型選抜は、以前はAO入試と言われてたもので、さらに体験授業型、面接型、実技型などに分かれます。
体験授業型というのは、文字通り体験授業によって大学が出願可・出願不可を判断する選抜方法です。出願可を受け取った志願者は、出願するか見送るかを選ぶことができます。
出願すれば合格となりますが、この時点で専願になるので、国公立第一志望の場合は、滑り止めには使えないということになります。
総合型選抜の募集人員が多い(全募集人員の半数程度)のが関西の私立美大・芸大の特徴のようです。
指定校推薦型選抜
指定校推薦型選抜は、親世代がイメージする「推薦入試」です。こちらも専願になります。
一般選抜
一般選抜は、大学独自で実技・学科の試験を実施する、共通テストの結果を利用する、あるいは両方を組み合わせる、といったパターンがあります。
選抜方法の詳細
選抜方法の詳細は、各大学の入試要項などで確認が必要です。Web上でも確認できますが、情報が複数ページにまたがってたり、PDFだったりで、見ているうちに訳がわからなくなってきます、、、複数の大学を比較するなら、紙の資料を各大学から取り寄せることをお勧めします。